日本人の知らない世界の奇妙な祭り?ピコピコハンマーで頭を叩き合うポルトガルの祭に参加した話

ポルトガル

ポルトガルにあまりお祭りのイメージがないかもしれませんが、実はすごく面白いお祭りがあるのです。たまたまラッキーでポルトのサンジョアン祭(別名ピコピコハンマー祭り)に参加できたので、その様子をご紹介でします!

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国鉄でリスボンからポルトへ

この日はリスボンからポルトへ移動します。
朝が早いので、ウーバーでサンタアポローニャ駅へ向かいます。来てくれたウーバードライバーのお兄さんは大きいスーツケースを運んでくれて、とっても親切でした。

朝6時半くらいに駅に到着しました。まだ全然人がいないし、売店も空いてないですね。しかし、そんなことは想定済みです。前日に生ハムとワインを買っておきました。ウフフ。

長距離特急列車の見た目はこんな感じです。ちょっと古めかしい?駅はガラーンとしてます。

ポルトガルに限らず、ヨーロッパの長距離鉄道は直前だと取りたい時間のチケットがなくなってしまうこともよくあります。今回は事前にポルトガル鉄道のウェブサイトから日本でネット予約しておきました。(早割のディスカウントチケットもあるので、早期予約がおすすめです。)
予約した後は携帯画面でチケットを見せればよいのですが、携帯なくすとアウトなので印刷したチケットもっていくと安心ですよ。

乗り込んでしばらくすると、車内スタッフが「朝食いかがですか?」と回ってきます。なんとなく朝食もオーダー。6月のポルトガルは朝が早いと肌寒いので、温かいコーヒーと食事が欲しくなりますね。(もちろん生ハムとワインも一緒いただきました。)

祭りの重要アイテム ピコピコハンマーを入手

ポルトに到着したら荷物を預けるために、いったんホテルに行きます。

ポルトではサン・ベント駅から徒歩3、4分のユーロスターに泊まることにしました。
アパートメントレンタルでもホテルでもそうなのですが、宿泊先を選ぶ時は主要エリアかつ安全なエリアの駅近にしています。もちろん値段もその分お値段も郊外より高くなります。が、夜までめいっぱい遊びたい派なので、治安と利便性は優先したいのです。

ユーロスターで荷物を預けたい旨伝えると、部屋の準備ができているのでもうチェックインできますよとのこと。さっそくチェックインして部屋に入ると・・・・

ん・・・・?ベッドの上になぜかピコピコハンマーとお手紙。ナニコレ・・・。

ふむふむ。要約すると

今夜はポルトで祭りがあります。祭りの重要アイテムをここに置いておくから、コレを持って祭りを楽しみに行きなさい。

とのこと。本来は聖ジョアン(聖ヨハネ)を祝福して、にんにくの花で頭を撫であう祭りだったそうだけど、近年ではピコピコハンマーで頭を叩き合うようになったらしい・・・。

またしてもポルトガル人におもてなしの心を感じますね!
なんとホスピタリティがある国民なのでしょう。ポルトガルが好きになりました。
そういうことならせっかくなので・・・この派手な色のピコピコもって町に繰り出しましょう。

ピコピコ祭りに参戦!

町には既にたくさんのピコピコ売り達が!

ホテルのスタッフに尋ねたところ、「町の至る所で祭りの雰囲気は味わえますが、みんな夜になるとドウロ川沿いに集まりますよ。食べて飲んで踊って、スカイランタンを上げたりして夜通し楽しむので、川沿いに行くのがおすすめです!」だそう。クライマックスには花火も上がるとのことでした。

たまたまだったけど、なんかすごい日に来ちゃったような。しかもポルト初日。

とりあえずドウロ川に行ってみます。

ポルトの中心地は狭いので、全て徒歩圏内で歩けます。ドウロ川に向かって歩いて行くと、人人人・・・!この日は国内外のいろんな所から人が集まってくるようですね。

イワシやお肉を焼いたり、町の人達が音楽をかけながらバーベキューをする姿があちこちで見られます。近所の人や友達でわいわいしてて、なんか楽しそうです。

そして!頭の叩き合いも既に始まっています。

どうやらピコピコハンマーを持っていると参戦の意思ありとみなされるようです。人種・年齢問わず、すれ違いざまにニッコリ笑いながらお互いの頭をピコッ!と叩きます。

「ピコピコハンマーといえど痛いんじゃないか」とか、「すごく強く叩いてくる悪ノリした人がいるんじゃないか」と心配でしたが、そんなこともなくみんなフレンドリーな雰囲気です。
遠慮気味にピコっと叩いてくる人や、頭を叩いてきた後に自ら頭を差し出してくる人も。
祝福の意味があるので、お互いに叩いて祝福しあう感じでしょうか。
今日だけはピコピコハンマーで頭叩かれても怒らない日ということですね。

いい祭りですねー😁国籍・人種問わずみんな楽しそうで、祭り参加者との一体感もあります。

スカイランタンもいっぱい打ち上げられていました。↓

ポルトガルで出会った秋田犬

祭の中歩いていると、秋田犬を散歩しているポルトガル人男性が・・・

え?その子、秋田犬?と驚いていると「秋田犬わかるの?この子の名前ハチっていうんだ!八番目に生まれた子犬だからね!」とのこと。
へー!まさかこんなところで秋田犬に会うとは意外ですね~。
ものすごい勢いでじゃれてくる可愛い秋田犬。もしかして故郷の日本の匂いを感じたのかもしれません。

飼い主の男性いわく「いつか日本に行きたいんだ!特に渋谷!なぜならハチ公がいるから!」とのこと。なるほどね。「ポルトガルも素敵な国だけど、日本もいいところだよ。是非遊びに来てね。」と言ってバイバイしました。

洞窟レストラン!シェ・ラパンでポルト名物を食べる

さて、今日の夕飯はドウロ川沿いの、シェ・ラパンで食べることにします。祭りで人が多いせいで、どこもかしこも混んでいたのですが、ポルトの有名店に運よく入れました。

店内が洞窟みたいになっていて、おしゃれです。ポルトワインとオレンジで煮込んだビーフも、スズキの塩焼き(丸ごと一匹)もシンプルな味付けながら美味しかったですよ。もちろんポルトワインもオーダーします。ワインの種類がいっぱいあってよくわからないので、店員さんにおすすめを聞いて注文しました。スタッフの方もフレンドリーで素敵なレストランでした。

ピコピコハンマーとお料理たち↓

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夜通し響くピコピコ音

結構疲れたので、花火まで待たずにホテルまで帰ってきてしまったのですが、外にはまだまだ人がたくさん歩いています。

そしてこの日は、ポルトの街全体を警察官が厳戒態勢で警備しているようです。ユーロスターの玄関口でも警官が警備してくれていました。ホテルに入るにも「カードキーを見せてください」と提示を求められます。

きちんと警備してくれてる安心感があります。夜も更けてくるとお酒が入るし、喧嘩とかトラブルが増えるのでしょうね。早めにホテルに帰ってきて正解だったかもしれません。
けが人が出たのか、救急車も何台か通っていきました。

外では花火が打ちあがる音と、夜通しピコピコハンマーで頭を叩きあう音が聞こえていました。とても貴重な体験ができた一日で、大満足です。
日本では全然知名度のないお祭りですが、小さなポルトの町が人で溢れかえるほど活気のあるお祭りです。うまく日程の合う人は、是非行ってみてください!

オマケ:ポルトガルのメディアも取材に来ていて、お祭りを撮影していました。そして、真面目に仕事をするレポーターやカメラマンを叩きまくる人々😁
下の写真はごった返すドウロ川沿いの様子です↓

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